■「第17回研究大会」を開催しました
当学会は、2023年11月4日(土)「第17回研究大会」を開催しました。自治体職員や防災業務に従事する方々を中心として、60名を超える方にご参加頂き、防災DX、関東大震災100年、危機管理広報に関して議論頂きました。ご参加頂きました会員の皆様に御礼申し上げます。
プログラム
「第17回研究大会」
日 程 2023年11月4日(土)10時~18時
参加費 無料
会 場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階 1073/1074教室
◆開会挨拶 10時00分
◆共通論題 10時00分~12時30分
「防災DX」
司会:小林秀行(明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授)
*基調報告
・甲斐一洋(国土交通省 都市局 都市政策課 デジタル情報活用推進室長)
「都市局が提案する防災DXに向けたソリューションと可能性」
・神原咲子(神戸市看護大学 基盤看護学 災害看護・国際看護学 教授)
「人間・健康・看護の視点から見る防災DX」
・作野裕司(広島大学 大学院先進理工系科学研究科 准教授)
「防災DXとしてのリモートセンシングデータの利活用-西日本豪雨を教訓として」
・中尾毅(オリエンタルコンサルタンツ 執行役員 流域管理・保全事業部長 兼 防災事業部長 兼 CSE・JSTEC連携担当)
「DXによるリスクコミュケーションの充実」
*討論・質疑応答
◆昼休み 12時30分~13時30分
◆分科会Ⅰ・Ⅱ 13時30分~15時30分
分科会Ⅰ「 関東大震災100年:首都直下地震から震災関連死をゼロにする「避難生活」の確保 」
*基調報告
①「主題説明:避難生活で震災関連死ゼロに出来るか?」中林一樹(東京都立大学名誉教授)
②「自立生活圏の確立で震災関連死ゼロを目指す(仮)」加藤孝明(東京大学生産技術研究所教授・東京大学社会科学研究所特任教授)
③「避難所の革新的改善で避難所での関連死をゼロに」平木繁(国立研究開発法人社会技術振興機構 社会技術研究開発センター企画運営室 主任専門員)
④「災害研究・被災者支援活動の視点からの避難所環境改善に向けた論点」市古太郎(東京都立大学 都市環境学部 都市政策科学科 教授)
*討論・まとめ
分科会Ⅱ 「一級危機管理士セッション」
司会:市川宏雄(日本危機管理士機構理事長)
報告者:
・小松剛(伊那市危機管理課・係長)「地域防災力強化への挑戦」
・高村和哉(中野区文化・産業振興担当部長)「未曽有の危機における自治体広報」
・深田秀実(小樽商科大学社会情報学科・教授)「津疑似的津波避難ビルにおける屋内階段歩行の上昇特性分析」
◆分科会Ⅲ 15時45分~17時45分
分科会Ⅲ「危機管理広報」
・司会:市川宏雄(日本危機管理防災学会会長)
*基調報告
①国枝智樹(上智大学 文学部新聞学科 准教授)「危機管理広報の実務と研究の発展」
②古字朗人(SOMPOリスクマネジメント株式会社 危機管理コンサルティング部 上席コンサルタント )
「事例から見る危機管理と有事広報~その備えとは?~」
③浅見隆行(アサミ経営法律事務所・弁護士)
「目的意識のある戦略広報の実践」
*討論・質疑応答
以 上