「2022年度臨時総会・第16回研究大会」を開催しました

当学会は、2022年11月5日(土)「2022年度臨時総会・第16回研究大会」を開催しました。自治体職員や防災業務に従事する方々を中心として、70名を超える方にご参加頂き、迫りくる首都直下地震、土砂災害、非常時における情報伝達に関して議論頂きました。ご参加頂きました会員の皆様に御礼申し上げます。

プログラム

「2022年度臨時総会」
日 程 2022年11月5日(土)13時20分~13時30分
議 題 理事の新任及び退任
会 場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階 1073教室

「第16回研究大会」
日 程 2022年11月5日(土)10時~18時
参加費 無料
会 場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階 1073/1074教室

◆開会挨拶 10時00分

◆共通論題 10時10分~12時30分
東京の地震被害想定と新しい巨大都市リスク
コーディネーター:中林一樹(東京都立大学名誉教授・明治大学研究推進員)
報告・討論者:   
・平田 直(東京大学名誉教授・地震予知総合研究振興会)
「新しい想定地震モデルと震度分布の想定 ~地震ハザードの設定~」
・加藤孝明(東京大学教授)
「被害想定から「災害状況像」の想定へ ~自分の防災課題の可視化~」
・久田嘉章(工学院大学教授)
「東京の地震被害想定と新しい巨大都市リスク」
・芝崎晴彦(東京都総務局防災計画担当部長)
「新たな被害想定や社会環境の変化等を踏まえた今後の対応」
・納田里織(西東京市議会議員・一級危機管理士)

◆昼休み 12時30分~13時20分

◆分科会Ⅰ・Ⅱ 13時30分~15時30分

分科会Ⅰ「土砂災害防止のための方策~多角的視点から考える
報告者:
・北村喜宣(上智大学法学部教授)
「残土規制条例、盛土規制法、そして、残土規制条例改正 ~後発的法定事務創設に伴う既存条例の適応~」
・室谷悠子(日本熊森協会会長)
「森林法から考える土砂災害防止 ~森林の公益的機能をどう守るか~」
・山本俊哉(明治大学理工学部教授)
「都市計画から考える土砂災害防止」
・光信紀彦(静岡県くらし・環境部理事(水資源担当))
「静岡県の盛土対策」
コーディネーター・コメンテーター:室崎益輝(神戸大学名誉教授)

分科会Ⅱ 「危機管理士1級セッション」
コーディネーター:市川宏雄(日本危機管理士機構理事長)
報告者:
・津田ひろ子(信州大学附属図書館工学部図書館 専門員)
「『図書館の自由に関する宣言』:図書館に在る「危機」の防波堤」
・中川信博(株式会社久平 代表取締役)
「現行憲法下のおける危機対応の限界と緊急事態条項新設の意義」
・山口映子(日本工営株式会社 社会システム事業部 防災マネジメント部)
「五福谷川遊砂地整備に係る住民ワークショップの取組報告」
・菅谷 豊(SOMPOリスクマネジメント BCMコンサルティング部 企業第1グループ)
「オンラインを活用した災害対策訓練企画時のポイント」

◆分科会Ⅲ 15時45分~17時45分

分科会Ⅲ「非常時における情報伝達~新たな情報媒体の登場と“伝わる”ための情報発信のあり方~」
報告者:
・守谷謙一(総務省消防庁 国民保護・防災部 防災情報室長)
「非常時における情報伝達」
・永吉正樹(加古川市防災部防災対策課危機管理係長)
「地上デジタル放送波を活用した災害情報伝達手段について」
・芝勝徳(神戸市外国語大学教授)
「地デジIPDC方式による防災情報伝達のハード・ソフトウェアと運用課題」
・大山武人(NHK大阪放送局 シニア・アナウンサー)
「住民の行動につながる情報発信についての考察 ~地域メディアと住民協働によるワークショップを活用した 防災情報発信の試みから~」
司会者・討論者:中村功(東洋大学教授)

※ 懇親会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。

以 上

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